2017年09月27日

ダイソーの200円(税込み216円)イヤホンの実力とは?

最近、ツイッターを中心に巷で話題になっている100円ショップ・ダイソーの200円(税込み216円)イヤホンです。
なんでも、イコライザーで設定をいじれば3万円クラスの音がするとか?
さすがにそれはないだろうと思いつつも、
値段も安いし、ものは試しということで購入してみました。

daiso_earphones_01.jpg

ダイソーの200円カナルタイプイヤホンには
ボール
ラウンド
カップ
の3種類があるようです。

今回私が購入したのはラウンド カナルタイプのイヤホン。

見た目と質感は値段なりのチープなものです。

daiso_earphones_02.jpg

ダイソーの200円(税込み216円)イヤホンのイヤーピースを外すとこんな感じ。
ちなみに他メーカーのイヤーピースも問題なく装着可能でした。

daiso_earphones_03.jpg

まず手持ちのスマホでイコライザをいじらない素の状態で音楽を聴いてみました。
とんでもなくひどい音です。
エージングでどうこうなるというレベルではありません。
まるで狭いパイプの中で音を鳴らしているように中音域が反響しまくって不明瞭かつ不快な音になっています。
しかもその不快な音域の音量が増幅されているかのように聴こえます。

このままだと200円(税込み216円)という価格を考慮したとしても問題がありすぎる酷い音質です。
気の短い人ならゴミ箱に捨ててしまうかも。


次にHF PlayerというAndroidスマホ用アプリのグラフィックイコライザー機能を使い、
ツイッターで指摘されているように400Hz〜900Hz辺りの周波数帯域を大きく下げて聴いてみました。
あまり極端に下げすぎると、さすがに中音域が痩せすぎるように感じたので
現時点では下のようなイコライザー設定にしています。

daiso_earphones_04.jpg

もう笑ってしまうくらいの音質の変化にビックリです。
ある種の「アハ体験」と言えるかもしれません。
中音域はすっきりして嫌な音はすっかり消えました。
それだけでなく中音域の反響音にかき消されていた繊細な高音域が浮き上がってきました。
このチープなダイソーイヤホンがこんな綺麗な音を再生してたことに二度目のビックリ。
低音域も問題なくクリアに再生されています。

最初にこのことを発見した人は偉いですね。

まだイコライザーの設定を追い込む必要はあると思いますが、
現時点では2000円〜3000円クラスのイヤホンに匹敵する音は確実に出ていると思います。

さすがに3万円は盛りすぎではないかと思いますが、
216円の安価なイヤホンなのでネタとして一度試してみる価値は十分にあると思います。

ただし、イコライザー機能の付いたアプリ以外では酷い音しか出ませんので、
使い道が限られるのが最大の欠点です。
という訳で、ラウンド カナルタイプ以外の全タイプを揃えてみようとは思わないかな。
多分イコライザーの設定次第でどのタイプも同じような音になるのではないかと推測しています。

ダイソーの200円(税込み216円)イヤホンは中音域以外では予想外に良い音が出ているので、
将来的にもっと設計を煮詰めればひょっとしたら大化けする製品になるかもしれませんね。
と口で言うのは簡単ですが、実際にはそう簡単にはいかないものなんでしょう。

それにしても目からうろこの面白い体験をさせていただきました。
ツイッターの情報提供者様に感謝します。

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posted by 手作りのオーディオライフ | オーディオコラム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする