2012年07月11日

Cmoy(Chu moy)ヘッドホンアンプの感想とオペアンプ交換

cmoy_amp_16.jpg

自作のCmoyタイプ・ヘッドホンアンプが私にとって初めてのヘッドホンアンプ体験となりましたが、
正直言ってヘッドホンアンプでこれほど音が変わるとは思ってもいませんでした。

MP3プレーヤーやポータブルDVDプレーヤー等で音楽を聴く時に使っていますが、
直接プレーヤーにヘッドホンをつないで聴くよりも断然良い音になります。

まして自分で部品を集めて自作したヘッドホンアンプだから満足感はさらにアップします。
自作オーディオ機器において、この自己満足的要素はかなり大きいと思いますので、
以下のレビューはこの分を割り引いて読まれた方が良いかもしれません。


今回作成したアンプはオペアンプを直付けではなくICソケットを使って取り付けてあるので、
オペアンプを取り替えて音の違いを愉しむ事も出来ます。

ICソケットからオペアンプを抜くのにはちょっとコツが要ります。
細いドライバーを差し込んで抜くことも出来ますが、真上に引き抜くのは案外難しく、
オペアンプの足が曲がってしまったりすることもあります。
特に丸ピンタイプのソケットの場合は難しいですね。

完成後、部品や配線が混み合った場所でドライバーを使ってICを外すのは無理があります。
やはり専用のIC抜き器具を使うのが一番簡単で安全です。

しかし専用工具を買うのもちょっと勿体ないので、
私は手持ちのピンセットの先を写真のように曲げた代用工具でお茶を濁しています。

cmoy_amp_14.jpg

本当は先端部分の幅がもっと広い方が安定して抜けるのですが、
オペアンプICの上に指を添えて左右にぐらつかないようにまっすぐ上に引き抜けば大丈夫です。

cmoy_amp_15.jpg


ちなみに、私が使用しているヘッドホンは
SHURE プロフェッショナル・モニター・ヘッドホン SRH440-Aです。
DTM用に購入したものですがモニター用として低域から高域まで誇張や癖がなく、
リスニング用としてもお気に入りのヘッドホンです。
コストパフォーマンスの良さは抜群だと思います。
SHURE プロフェッショナル・モニター・ヘッドホン SRH440-A

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それでは、Chu moyヘッドホンアンプの第一印象を私の拙い文章で表現してみます。


ヘッドホンアンプを通して聴く音は高音域まで綺麗に再生されるので、
シンバルワークがとても心地よく感じます。
シンバルの余韻までよく聞こえて演奏の微妙なニュアンスが生々しく伝わってきます。

バックで鳴っている楽器の音も「こんなフレーズを弾いていたのか!?」という感じで、
それぞれの楽器パートの分離が良く、はっきりと聴きとることが出来ます。

ヘッドホンアンプを通さない場合と比べて音場感が向上し情報量も豊かに感じます。


しばらくOPA2134で使ってみて耳が慣れてきた頃に、
オペアンプをOPA2134からOPA2604に交換してみました。
やはり音が変わりますね。
ヘッドホンで聴くからだと思いますが、私の耳でも音の違いがハッキリ判りました。

聞き比べてみると最初に取り付けていたOPA2134はメリハリの利いたすこし硬めの音といった印象です。

音の違いをアコースティックギターで例えてみると
OPA2604は少し高級なギターに持ち替えたような感じと例えたら良いのかな?
同じ弦を使っていても響きと鳴りが良いという印象を持ちました。

マイルドな高級感、左右方向の音場の拡がり
音源にもよりますがヴォーカルの息遣いまでリアルに聞こえてきます。
OPA2604の方が大人の音という感じを受けました。

この「響きと鳴り」が好きかどうかはリスナー次第かと思います。

私はOPA2604の方が好みだったので最近はずっとOPA2604で聴いています。
もちろん聴く音楽によっても印象は変わりますし、
OPA2134の方が良いという方も多くいらっしゃると思います。

オペアンプの交換は手軽に出来るので、
たまに入れ替えてみると今まで気がつかなかった新しい発見があるかもしれません。
そんなことも自作オーディオの楽しみのひとつと言えるでしょう。

良いヘッドホンアンプで音楽を聴くことで、より一層音楽を愉しむことが出来ます。
日頃MP3等の圧縮音源を聴いている方には、ぜひCDの音をヘッドホンアンプを使って聴いてみて欲しいです。
きっと音の情報量の違いに驚かれると思いますよ。

こんな簡素な回路のCmoyタイプのアンプでもこれだけ良い音が出る事がわかったので、
さらに本格的なヘッドホンアンプ回路にも俄然興味が湧いてきました。

注)以上はあくまでも私個人が感じた印象です。
オーディオ機器の音質に関しては聴く人の好みが大きく作用するので
自分の耳で聴いて各人の嗜好でオペアンプを選ぶのが正解かと思います。

関連タグ:ヘッドホンアンプ

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